飲料水をイッキに飲んだりすると、誤嚥が起きる事がある。所謂へんなところへ入ったというやつだ。一時的に激しく咽るが、時間の経過と共に症状は軽減され、そのうち違和感もなくなりいつのまにか普段の状態へ戻っている。
誤嚥が起きるのは液体だけではない。特に啜る系の食品は注意が必要だ。ラーメンを啜り、まだ口内に残っているうちに次を啜るとネギなどの細かく刻まれた食品が気管支に吸い込まれ、これもまた激しく咽る事となる。
年齢を重ね抵抗力が低下すると、誤嚥により肺炎が引き起こされ命に関わるような重篤な状態に陥る事もある。そのような事態を避けるため、普段からゆっくり食べる習慣を身につけ、予防接種を受けるなどの自衛が必要となる。
誤嚥て誰にでも普通に起きるし何時起きてもおかしくない。確率的に言えばしゃっくりがでるのとたいして変わらない気がする。そんな感じで誤嚥について思いを巡らせているとき、心配事がひとつ頭に浮かんだ。
イカ刺しを食べているとき誤嚥したらどうしよう、イカ刺しのイカって生だよね、イカが生って事は寄生虫がいる可能性があるよね、イカの寄生虫ってアニサキスだよね、アニサキスが肺まできたらどうなるんだろう・・・。って。
アニサキスを食べてしまうと激しい腹痛に襲われる事は周知の事実だ。それはアニサキスが胃酸から逃れようと胃壁を食い破ろうとするからだと聞いている。つまり少々の時間なら胃酸の中でも生きていられるって事になる。
肺の中ってどうだろう。肺酸がアニサキスを溶解するまでの間、肺の中を自由に泳ぎ回り肺を食い破ろうとするのは間違いない。胃酸ほどの濃度がないからアニサキスの生存時間は長くなる。
肺壁を食い破られるリスクがぐんと高まる。もし食い破られたら気胸を起こす事は必至、人生終了に一段と近付いてしまう。これはダメだと早速調査に入る。ネットで2時間以上検索したが、こういったケースは報告されていなかった。
つまり前例がないという事か、そう認識していいのだろうか。
だったら安心なのだが確信がもてない。
かといって在りもしない影に怯えて暮らす事もできない。
だから振り切る事にした。
生のイカは食べません。
食べ物を飲み込むときは必ずアゴを引きます。
これでかなり肺アニサキスを防止できるだろう。あぁ、これでひと安心だ。ふっ 恐れすぎて取り乱してしまった。肺酸などと、ありもしないものを生み出すなんて・・・ お恥ずかしい限りです☺
自分としたことが。
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